駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2012年2月5日日曜日
あなたの分もお茶いれて
春をよぶ
きびしい寒さ
あたしは
ひとり
あなたの分もお茶いれて
ひとりで二杯
飲むのです
雪は淡雪
きれいな景色
いつかふたりで見たような
遠山
白く静まって
だいじな思い出
守るでしょう
あたしは
ひとり
こころは
ふたり
楽しく過ぎた
あの日々を
お部屋のあかりに
守るでしょう
雪は淡雪
きれいな景色
あなたの分もお茶いれて
あたしは
ひとり
こころは
ふたり
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