駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2024年10月10日木曜日
なんにもしないことをする
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無用の事を為さずんば 何をもって有限の生を尽くさん 吉川幸次郎 毎夏 フランスの ロワール河やトゥールに近い ソリニィ( Sorigny )で ヴァカンスを過ごしていた頃があった フランスのヴァカンスは 基本的に なにもしない 本を読んだり 野原や林へ...
2024年10月9日水曜日
「世界史」のお勉強
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学生時代に あれは山の手線だったか 京浜東北線だったか 電車の中で 左翼の批評家として当時有名だった 「いいだもも」という人に出くわしたことがある 出くわしたといっても ごく近くに乗り合わせたというだけで テレビや雑誌によく出ていたこの人の顔が わたしにもお馴染みだったも...
傾いたり崩れた墓の中を辿って
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ある視点から端的にいえば あいかわらず 間引きが 世界中で行われ続けているだけのことである 日本の昔では 次のようなやり方が ごくごく ふつうのことであった 地方によっていろいろな殺し方があった。 特殊な殺し方もあり、 備前 ( 岡山県 ) では、河中の柳の枝に古...
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