余光
屈従
白菊
口縄
鯖田
でたらめにならべられた
これら
でも
いったん
ならべられたら
おわり
もう
でたらめは
ない
ということは
はじめから
でたらめなんて
ない
作者が
字を書きならべる
ほんの少し前の
あたまの中
の
他には
たった
これひとつだけのことで
作者は
読者に
完全に優越する
この
でたらめの
希少な
保持の
ために
読者が
作品を完成させる
なんて
言い張って
偉がっている
学者が
たまに
いる
ばかだね
やっぱり
作者が優位にあるよ
作者の死だなんて
一時的な
ゆがんだ
ユートピア主義の
苦肉の策
読者の立場のまま
作者になりあがろうとした
読者たちの
読者論さ
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