駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2013年1月22日火曜日
域を少しでも
うつくしい光景をみているとき
うつくしい光景で心がいっぱいなので
わたしはたぶんうつくしい光景
そのあとを
もう生きていたくないと思う
でもそのあとを
うつくしい光景と思えないわたしも
生きていく
うつくしい光景の
域を
少しでも
ひろげるために
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