駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2013年3月1日金曜日
会議中のメモ
物への逃避でしかない具体性信仰もある
視界狭窄にみずからを追いこんで
嘘でもいいからリアルさを感じとりたいのだろう?
そんなことを思いながら
聞いていたよ
きみのプレゼン
ヘーゲルにも
カントにも
ハイデガーにも
挑戦し続けない知性で
大仰に人類の未来なんか
語るんじゃないぜ
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