神よ分かち書きのかたちを
手の届くところに残してくださり
ありがとうございます
わたしのあらゆることの起こる場所
現われと隠れと
表現と非表現と
創出と溶解と
それらが同時に起こる場所
ここで動かされるとき
ことばがどれほどめざましくなるか
実地にわたしは体験してきた
詩とか詩でないとか
どうでもいい
ことばさえ動いてくれれば
はじめにあったものへと
ふたたび向かい直してくれれば
詩はつねに詩を否定し
詩でないものへ向かうから
分かち書きは詩ともなるが―
けれども詩よ
追ってくればいい
わたしを
分かち書きを
あらたな自分になりたいなら
やめてもやめても
ことばことばことば
やめつづけていく
気力をどこまでもほしいなら
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