駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2013年4月18日木曜日
時間?
白いビニールコードが
涼しく呼んでいる
初夏の
むかしの海
若かった頃の盲目を
懐かしみながらも
赦しを乞い
草笛を
吹いたりして
点
点と
思念の砂地に細い棒で
小穴を開けたり
ひきずったり
遊びが続いているね
小山のほうへの
地下通路
ひとりで通るのは
さびしくて
草笛
また吹いたり
んん
んんと
鼻歌したり
あゝまた体なんか
置いてきてしまって
やけに軽く
ipod
の充電してる
まるで
耳と目だけの
時間?
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