駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2013年7月31日水曜日
それでも美しい雲が
それでも美しい雲が
むこうにも
そのむこうにも
立ちのぼり
近くに開く花とともに
目を楽しませてくれている
いま
これらを
見ることができただけでも
いいではないか
この世界と
出会えた甲斐として
今生の
すべての
決算として
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