自分の感受性ぐらい
自分で守れ ばかものよ
茨木のり子
ひとの心を温かくするような詩を
書いたらどう?
と言いたげなひともいれば
心をうきうきさせてくれるような詩を
詩味の深い含蓄のあるものを
とにかくおもしろいものを
などと
きりのないご要望
詩ぐらい
じぶんで書けよ
じぶんで読みたい詩ぐらい
そして
じぶんで読み取れよ
どんなことばの切れ端からでも
せつせつと
じぶんが
読みたがっている内容を
0 件のコメント:
コメントを投稿