駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2014年4月2日水曜日
尖端を
鉛筆の後ろを目に近づけて
近い端(後ろ)と
遠い端(尖端)に
同時に焦点を合わせようとして
なかなか
合わないものだから
鉛筆の尖端を目に近づけて
近い端(尖端)と
遠い端(後ろ)に
同時に焦点を合わせようとして
角膜を刺してしまって――
この機会にと
どぅぶっ
尖端を
入れていったら
気持ちよくって
今ごろ
脳のどこらへんだか
だいぶ奥まで
入り込んでいます
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