ひとがいなくなっても
その意味や
実態は
なかなかわからない
さびしいとか
かなしいとか
懐かしいとか
そんな感じをつかんでみようとしたり
それらをことばにして
弄んでみたり
ひとがいなくなっても
なくならない
残されたいろいろなものの
残されぐあいを
見つめてみたり
触れ直してみたり
たぶん
何年もかかる
ひとがいなくなってから
じつは
世界が一変してしまっていたと
気づくまで
自分も
すっかり変わってしまっていたと
気づくまで
自分も
いなくなってしまっていたのだと
自分によって
気づかれるまで
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