駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2015年1月8日木曜日
コーヒーや紅茶の残り
コーヒーや紅茶の残りを
冷えきっていても
ごくわずかでも
机に残したまゝにし
そのことも
すっかり忘れて
翌朝
見つけるのも
たびたび
考えや感情も
とりわけ信念なんかも
そんなものに思える
冷えきった
ごくわずか残った
コーヒーや紅茶のような
ものではないかと
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