はては
人類のために
地球のために
などと言い出す始末…
なんであれ
そんなに重要なことなら
ぼくが動くまでもない
ふさわしい能力と
意欲を持った人たち
もっとふさわしい人たちが
きっと動くだろう
もう動き出しているだろう
なんであれ
放っておくのが
いちばん
そんなふうに
ぼくはいつも思う
すべてはなるようになる
しかるべきようになる
生き続けるものは生き続け
死ぬものは死ぬ
生まれるものは生まれる
…もうひと越えして
宇宙のために
とでも言ったらどうかな
そんな大事なことなら
ほんとうに大事なものなら
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