(あの愚かな
(あまりに俗な書付けを詩と呼んで
(呼びあって
…煙草にするのに向かない
かもしれない
草を
わたくしはひとり吸うことにしよう
乾かすのに
時間が取られるにせよ
手間もかかるにせよ
空いた酒瓶が、…もし中が湿っていないなら
草の器とも
枕ともしばらくはして
わびしい集まりと
わびしくない集まりが
同じ面積を
占めるとはいえ
空色の紅茶を
うぐいす豆
数粒を散らした皿に
しっかりと
中央に
置こうと努めてきた
千年ほど …その間の為政者たちの
思い出せる顔
思い出せない顔
(脳の中に居る人がいるだろうか…
(皆、脳の前に、…目と脳とのあいだに
(居るのではないか…
バランス
計算
…いや、
計量
というべきか…
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