花冷えと
桜の
蕾や花びらに切れ目がないように
感情と思いにも
あたり前のようだが
切れ目はない
しかし
思いという言葉を使うと
考えとどう違うのだろうかと
しばし
迷ってしまう
そんな迷いの中で
まだまだまばらな桜の花付きを見て
見た気になったような
桜という
ほどのものを
見た気には
やはり
なれないような
そうして
もう
現代などいらないと
ふと
無性に思う
わたくしひとりでも
非常に大きく
停滞しなければいけないと
思う
遡行さえ
しなければいけないと
思う
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