駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2016年3月29日火曜日
じぶんから出た時だけ
じぶんから出た時だけ
じぶんが見つかる
だれもが知っていることだけれど
忘れやすいから
ときどき
思い出してみるのも
わるくない
じぶんから出た時だけ
じぶんが見つかる
だから
とっても大切
肌に触れる空気の寒暖
空の色の移りゆき
足を躓かせる石さえ
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