2016年4月17日日曜日

だれもが死と労苦と衰えの淵を歩む



これからなにが起こっていくか
すでに年来の予言詩で示しておいてある

体調をととのえ
不要不急の活動は少なめにし
身のまわりと心の持ち物も減らして
どんな非常時にも
機敏に対応できるよう
準備しておくべき時節が来ている

仕事として必要な生産や活動以外は
減らすかやめる方向で進んだほうがいい
物として蓄えてもゴミになっていきやすい
電子的なデータ保存をするほうがいいが
じつはそれも20年以内の電磁波異常で
地上からほぼ消滅することになる

美や充実や生甲斐は
今の一瞬のうちに味わいつくせる態度が
これからは本当に必要になる
だれもが死と労苦と衰えの淵を歩む
平穏と見える地でも平気で死が隣りに来る
災難の地でも安らぎと豊かさはある

どんなことが起ころうとも
日本はまだよかったと思われるようになる
世界中に起こることのむごさ
限度がないと見えるほどの甚だしさ
それらにも耳目はやがて慣れるだろうが
奈落の底が開いた怖さに慣れることはできまい




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