さんざん
言葉を使い廻してみて
舞わしてみて
舞わしてみて
はじめて
言葉の姦計から
どう逃れうるかが
体感される
言葉がどこまで
どのように
「私」に浸透し
「私」を操っているか
「私」を乗っ取っているか
それがわかってくる
言葉を使い廻さないかぎり
舞わさないかぎり
舞わさないかぎり
言葉でない「私」の
輪郭は掴めはしない
感じること
考えることも
ほとんどは言葉の支配下
もちろん 「私」も言葉
じぶんでないものに向かって
「私」を主語にし 発語する時
もう 絡めとられている よほど
巧妙な策略を 弄さないかぎり
被支配を 演じていないかぎり
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