まだ 矍鑠としているとはいえ
百歳をこえたところで みずから
養老施設に入ってしまい 悠々と
生きていた人の 話を聞いた
とうとう亡くなった という話を
その施設 入所するのには
2700万 かかるそうな
だが 外交官だったので
その人には なんでもない
額 だったそうな
入所したからといって
はじめに払った 2700万で
済みはしない 数年すると
更新で 同じ額を払わないと
追い出される
みごとだ と思ったのは
そろそろ更新 という時節に
うまく 亡くなったこと
百歳をこえての この人生ドライブ
なかなか できることではない
施設に入ってからは 呆けた人たちばかり
まわりにいるのを 辛がっていたそうな
ある時 いつも英字新聞を読んでいる人を
見つけ 同好の士かと嬉しく思ったら
毎日同じ新聞を見つめているだけだった と
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