駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2016年12月20日火曜日
石組み。石。
石組み。
石。
四角い穴ができていて
真黒に見える
美しい暗さがそこに固まっている。
鮮やかな衣装を着て
その中に仰向けになってみたら
空は
どう見下すだろう。
やってはみないが
やった
気持ちに
もう
なっている。
石組み。
石。
どこに
本質的な基盤があるか、
わかったものでは
ない。
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