駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2017年2月19日日曜日
彼方はここ
する
ということに
こころ
奪われているうちは
肌と
そのまわりとに
まといついて
これない
あゝ
無形の綿毛
綿根が
世界には満ちている
ちょっとでも
それらと
結ばれれば
居るだけでいいと
わかる
居なくても
居る
と
わかる
過去はいま
彼方はここ
と
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