せいぜい数十行の
分かち書きのことばの配列を連ねるには
喜怒哀楽も
さまざまな領域についての
こまかな論理のあやも絡まりも
できるだけ
削ぎ落さないといけない
あくまで
ことばの配列の連ねから
削ぎ落すわけで
そんな作業をする頭脳や心からは
容易に削ぎ落とせるわけでは
もちろんない
削ぎ落とせないのだから
すべてを
頭脳や心は
どこまでも抱え込んで
いっそう
膨らんでいくばかり
沈黙を
守り続けながら
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