また
来週会えるのに
夜のホームで
こんなに
切ながっている
笑い顔なのに
引き裂かれそうな
心のどこかが
発車ベルや
今から駆け込む人の
靴の音に繋がって
それに
電車の上に四角く
切り取られた夜空にも
きつく繋がって
忘れないだろうな
いつまでも
こんな瞬間は
そう思いながら
ホームにいて
わたし
ひとりでいるわたしに
もう
変容し出している
車中のあの人の
目には
そう見えないように
また
微笑む
いっぱいに
笑い顔
する
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