青いペンが
ほら
あんな遠くの沖まで
泳いでいってしまっている
夏だ
赤いペンはどうしたろう?
(山に行っただ…
(山に行っただ…
きっと
渓流まではまだ着かず
どこかの
小川の
でも
けっこう急流のせせらぎで
小さな缶ジュースなんか冷やして
汗を拭っていたり
してるぞ
ぼくらもそろそろ
この浜を離れて
青ペンなんか
あの沖に放っておいて
行こうか
どこか
どこよりも
夏な
ところへ
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