2017年10月8日日曜日

任せておこう



主張なら
そこらの人に任せておこう
生活をリラダンが
召使たちに任せておいたように

思想も
そればかりか
感情も

おゝ、ただし、感ぜよ!
表出せず
光も闇も洩らさず

夢で
もし
逢えたら
素敵なことね…
大滝詠一が歌い続けている

いま通り過ぎる
ドアを開けっぱなしのドラフトビール店
この店の
お気に入りか

アスリート食堂、はじめて見たが
入らなかった
もっと家から近ければ
来るんだけれどね

博報堂を過ぎると
学士会館

木村孝さんの霊が出るかな、あそこで
とぼくは思いついて言う
最後のディナーを奢ってもらったのは
あそこのフレンチだったか
それとも
アメリカンクラブだったかな?

夜のはじまり頃の
暗い皇居のウォーキングを終えて
帰りは
神保町の中心を突き抜けながら

…そう、一周忌やるの?
木村さんの?
学士会館で?

そう、一年…
大転換の一年だった

エレーヌの没後7年も10月31日に来る

いっそう
なにも主張しないぼくの出来上がっていく歴史だ

「人」類のことは「人」類に任せよう

何類だろうね、ぼく?

「人」類を終わらせるために来ました。
まだ仕事半ば。
カタリ派の友らよ、あやまりなく導きたまえ。

主イエス・キリストの熾烈な剣の
ふたたび投ぜられんことを。

ぼくの言葉?
いや、いや、いや、いや、いや…

言葉はすべて言葉にのみ属する
そこに生はない
存在もない
時間もない

あなたは言葉ですか?

言葉なしで
まだ
生きられないんですか?


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