2018年4月11日水曜日

気づかないふりをしておくのも



また大きな災害が来そうだし
大きな戦乱もやはり近づいている
もう阿鼻叫喚が空気の中に聞こえ始めている
空気の中に染みてくるものを
素直に捉えるのはいつも大事だと思う
それを理解したのも
だいぶ歳を重ねてからだが

しかし予言者ではないから
ことさらに誰かに言ってみたりはしない
まわりにいる人には
気まぐれにしゃべったりはする
当たるも八卦
当たらぬも八卦
当たらないほうがいいよね
それに
未来は素粒子のようなものでできているから
観察者や予言者の意識や言葉で
起こることは大きく変わる
変ってくれたほうがいいこともあるね
だから
ちょっとだけしゃべる
つねに意識し続ける

平穏が続く中で
ふいにひっくり返る
順調に進んいくかと見えたものが
急に猛スピードで逆進を始める
大きな資本投下さえ可能に見えていた
あたり前と見えていた堅牢な土台が突然なくなる
これから起こるのはそんなこと

当たらないほうがいいよね
変ってくれたほうがいいこともあるね
だから
起こることに触れるような
触れないような
のんびりした
とぼけた
平和ボケした語り口が
この頃
いいかもね
と思う

まるで
なんの問題も
まわりにも
世の中にもないかのように
天気がいいね
とか
おいしいコーヒー飲もうかな
とか
昼食食べに行こうかな
とか
そんなおしゃべりを
わざわざ
書きとめながら
空気の中に染みてくるものに
空気の中に聞こえ始めている阿鼻叫喚に
気づかないふりをしておくのも

生きられるところまで
生きておいきよ
というのが
いちばんふさわしい挨拶文句になる時代が
来ちゃうかなぁ
来ちゃうよねぇ



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