駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2019年9月19日木曜日
なんとかしたいよね
なにかするのがいい
という考えに
みんな
漬け込まれて
たっぷり味が染みてしまうので
たとえば
いま
目に見えないそこ
ほら、
そこを
すうっと流れていく
空気の流れ
空気のようなものの流れは
気づかれないで
しまう
なにもしないときに
ありあまるほどあるものに
耐えられない
幼すぎる
貧相な脳を
なんとか
したいよね
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