だれにも読まれないのに
まるで詩のように
文字をならべ続けていると
なにか
純化していくものが
ある
かのようなのは
ほんと
唯一の
むかう先を
よく考えもせずに
わたしとか
ぼくとか
呼び慣わしているけれど
しょうこりもなく
文字ならべを続ける
その
なにか
に
だけ
向けて
さらにさらに
文字から離脱する幽体が
透明になって進んでいくかのようになるのは
ほんと
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