駿河昌樹 詩抄
気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
2020年2月8日土曜日
ビルの屋上の
陽が射す
と
うっかり言ってしまいそうになる
ビルがいくつもある
ビルの屋上が
いまの陽光のあかるさのなかにあることの
あの平然さ
信じてしまっても
いいように
感じる
だれもいない
ビルの屋上のすばらしさ
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