とてもうつくしい花を見に行きましょう
それは野原でも谷でも高原でもないところに咲いています
それは咲いています
ですから水は持たなくてかまいません
なつかしい思い出がきっと待っていますよ
あなたは生まれる前です
ひかりはすこし青めがいいですか
手もお腹もあたたかいですね
小屋といっても中に入ると大きくて清潔です
本はありますがそれほど多くはない
長い葉っぱの背の高い植物がありますが名前は知りません
お腹が空いたら食べるものはちゃんとあるんですよ
知っている人にすれ違うかもしれませんから
赤いプラスチックの表面にちいさなサインをして去った人がいます
あまり長くない白いコードがかわいいペットでした
紫はけっこう好きです
履かない時の靴はたいてい鶯に戻ります
ラジオはもうぜんぶ食べてしまったでしょうね
絵本の固い紙がよい思い出になっていました
乗る前って飛行機をしげしげ眺めてしまいますよね
もう20年も前のデートが新鮮に街に貼りついています
鯉もきっと幸せでした、名前もつけてやりましたし
だんだん霧が晴れていくようです
もうすこし湖のまわりを歩きましょう
きっとあの人もあの人もあの人もあの人も来ます
赤い表紙の本を携えていれば死なないんです
マンションなのに深い森林でした
いつまで八月までの光を活けようと拘っているんですか
言葉で心を動かそうとしてはいけません
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