気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
なにかひと言記せば
また新たな誤解しか生まないとわかっているのに
こうして
記す
誤解の生まれないことよりも
誤解による繋がりさえ生じないことのほうが
よほど
よくないことなのだと
どこかで
わかっているかのように
少なくとも
多産なものである
誤解
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