気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
わたし
ぼく
おれ
などを使わずに書け
と
いろいろな「文章読本」で習った
学生時代
だ
である
も
使わずに書け
やはり習った
それがいまでも
作文
書きつけ
メモ
などの基本を縛っている
だから
わざとそれらを使って
書いてみる時には
禁忌を犯したように感じて
ボーッとなってしまう
どれもこれも
いけない言葉だと
心の奥底で
縛られ続けているから
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