事典さえ携えていけば
どんな木の名もわかるかというと
これが
なかなか
わかりやすい木も
いくらもあるけれど
わかりづらい木も
いくらもあって
葉で見ればこれのはずだが
幹の膚や
枝ぶりから見ると
どうも
これとは言いがたい
といった木が
けっこうあって
せっかく事典を持っていったのに
結論が出ないことも
ずいぶんある
事典がまた
一冊一冊
記述や写真に
けっこう一長一短があって
どれを持って行くかで
判断が左右される
木の茂りかたが出ているものには
葉のかたちが十分は出ておらず
写真が出ているからといって
識別しやすいわけでもない
植物事典はけっこう持っているが
ぜんぶ持って出かけるわけにもいかないし
分厚い重いのを持って行くわけにもいかないしで
林や森では
いつも
もやもやしてしまう
とはいえ
木の事典と草の事典と
二冊を持って
ついでに
重くない双眼鏡まで持って
取り出しやすいように
それらだけ小さな手提げバッグに入れて
出かけるのは
やっぱり楽しい
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