気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
あれらの書をすべて書き終えた後に
ヘルダーリンのように
永遠に
狂気の中に沈んでいったかのように見せながら
ニーチェは本当に
生きるということを始めたのかもしれない
生を
ではなく
人間を
でもなく
自分を
彼の自分を
彼の
こんな言葉を
思い出すと
おまえがおまえ自身を生きるには
隠れて生きよ!
おまえの時代に
最も重大な問題であると考えられているものを
知らずに生きよ!
おまえと今日という時代のあいだに
少なくとも
三世紀の皮膜を張れ
『悦ばしき知識』338
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