彼はずっと昔に暮らしていたが、今なお生きている。
フィリップ・K・ディック『ヴァリス』
テレビや
新聞雑誌や
小さな「世間」
だけ
で
できている世界観の中で動いている連中に
あわせて
つきあう必要って
まったくない
と
知ったのは20代の頃
数ヶ月海外にいて
日本のニュースにまったく接しないで帰ってきても
なんにも困らないのに気づいたので
以来
新聞はとらないし
テレビニュースもろくに見ないし
という
生きかた
そもそも
知っておいたほうがいいニュースは
どんな情報収集をしなくても
自然に耳に入ってくる
テレビや
新聞雑誌や
小さな「世間」
だけ
で
できている世界観の中で動いている連中は
ニュース刺激をつねに求め
つねに拡散させたがるので
仕事や必要から他人に会っていれば
彼らの口がそのまま情報発信所になってくれる
そこから発信されない情報は
とりあえず
知っていても知らなくても
どうでもいい情報ということになる
いまはインターネットがあって
これはこれで偏向世界だがそれでも世界そのものだから
ひろく見るようにはしているけれど
これだってアメリカ軍の世界情報戦略用の払い下げシステムなので
無思慮に見ていれば洗脳されるばかり
学生時代から
授業も
指導もすべて洗脳でしかないと思っていたので
ま
そう簡単には受け入れないのだけど
洗脳に対する解毒剤として
厖大な数の人文書籍が手元にはいつもあるわけだが
解毒剤たるこれらを読み下すのにも時間と労力がかかるので
なかなか大変
日に読書時間が10時間以下の人なんて
わたし
本当に軽蔑してしまいますね
そのくらいはどうしても時間がかかってしまうでしょ?
「宇宙は情報で
「われわれはその中で不動であり
「三次元ではなく
「空間にも時間にもいない
「与えられた情報を
「われわれは現象界に実体化させる
フィリップ・K・ディック『ヴァリス』の
トラクタテ:クリプティカ・スクリプチュラの
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