気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
やがて
ということばを半分くらい
野のぬかるみに
沈めると
一日のおわりというのに
まぶしいほどの
オレンジ色の
夕陽
のこりのパンの
お尻のほう
ちょっと硬くなったけれど
齧って
また
ぼくは
本のかたちをしていない
大きな辞書づくりに
精を出す
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