気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
地を這うような
徹底したリアリズムをめざす言語表現も
けっこう好きだけれど
それというのも
いかに言葉が写すことに不向きか
リアリズムこそ
よく教えてくれるから
五月
酒場が九月に恋をして
はればれと十二月を追い越して
いまや七月さ
コンニャクが
CHANELで支払いをしようとした時の財布に
カチカチになって入っていました
とさ
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