気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
やはり詩は極短であるべき
と
思った
かなたで雨雲がうつくしく重く居座り
こちらでは陽がさしていて
湿っているが
涼しさもある
いい五月の日曜日
鮎料理の話をしている人がいる
風がアレカヤシの葉を揺らしている
湿り過ぎていないのが
いい日
暑すぎないのが
ふと思い出す
大学生の頃の五月
並木道の木々の葉は
今ごろ
若いみどり色で
うつくしいだろう
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