気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
眠っているときに
眠っていない
紫色のうつくしい海に
また
行き着いて
浸かっていこうか
どうしようか
と
ちょっと
迷ったりする
目覚めていると感じている
いちばんの
眠りかたにも
もう
馴染み切ったから
海から
呼び寄せて
紫色ひとりを伴にして
行こう
べつの海へ
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