気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
犬や猫に文字を見せても
ひとのようには読みもしないし
もの思いしたりもしない
感動したりもしない
見ているものは
おなじなのに
ひとの世界で起こっていることは
だから
特殊な遊びなのだ
記号解読ゲームだったり
記号づくり遊戯だったり
そんなもののために
いのちの時間を
費やしていて
いいのか
と
よく思う
とうに答えは出ている
よくないよ
よくないんだよ
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