気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
あゝ
そうですか
と
夕暮れが勝手にグラスに溶けて
美酒になってくれていた
いちじくと
色のちがうブドウふたつぶ
ザクロの
いくつぶも
そこに入れて
いくつも見える
塔や
ビルに
きれいな明かりが灯って
キラキラし出すのを
待っています
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