2022年12月1日木曜日

「生死がつきまとう緊張感の中で」

 

 

Ist dies etwa der Tod?
(もしかして これは死?)

アイヒェンドルフ

 

 


 

登山家で冒険家

作家で映画制作者でもあるメスナーは

『死の地帯』でこう言っていた

 

死の地帯を経験すると

自分が新しく生まれ変わったような

精神の高揚を感じる

 

極限状況においては

人間の神経系でモルヒネに似た物質が生産され

痛みを鎮め

幻覚を刺激し

幸福感を呼び起こす

という

 

登山家の長谷川恒男も

こう

言っていた

 

いつも生死がつきまとう緊張感の中で

充実した生が送れれば

死というものを

ことさら悲しむ必要もないような

気がします

 

きっと

こういった「精神の高揚」や

「生死がつきまとう緊張感」を感じたいがために

平穏無事なはずの

ふつうの生活の中にあって

危険きわまるロシアンルーレットゲームそのものの

mRNAワクチンごっこに

冒険家でも登山家でもない人びとが

殺到して行っているのだろう

 

他人がよろこんで行なう火遊びに

傍からチャチャを入れる

というのは

まったく粋ではないので

もちろん

微笑みながら

放っておく

 

もともと

人口の増えすぎた地球なのだから

数億人規模で

人が減っていってくれたほうが

どう見ても

いい

わけでも

ある

 

今年も

来年以降も

みずから人口削減される企画に参加して

自分を地上から

少しでもはやく抹消せんと躍起になっている人びとの体内で

さて

どんなことが起こるのか

どんな機序が発生するのか

それに関しては

ちょっとは

知っておきたくはある


 

細かいところは端折るとして

だいたいは

こんなことが起こっていくらしい

 

1 オミクロンタイプのワクチンを打つ

 

2 高親和性抗体による抗原抗体反応が起きる

 

3 塊を形成して血栓形成の核になる

 

4 心筋梗塞や脳梗塞を起こす

 

他方

免疫系の自己破壊機序は

次のようらしい

 

1 二回目のワクチン接種で細胞性免疫が完成する

 

2 三回目の接種を行うと

スパイク蛋白を産生している細胞(肝臓、副腎、卵巣、血管など)

キラーT細胞が攻撃する

 

3 この攻撃が起こりにくくするために

人間の身体はみずから免疫を低下させる

 

4 つまり、ブースターを打つとIgG4抗体が上昇する

 

5 IgG4が出てくると感染しても免疫系は動かない

免疫が低下する

 

6  このため

帯状疱疹やガンの進行や他の免疫疾患などが増加

 

 

こうして

免疫が低下するため

ブースターをし

さらにオミクロンにかかると

死亡が増える

ワクチンを3回以上打てば

オミクロンに罹っても

免疫ができない

またすぐに罹ることになる

 

ウイルスは2週間に一度変異する

変異後の新しいウイルスに抵抗できる力は

ワクチン接種者からは奪われていて

生涯二度と免疫力を回復することができないため

ワクチン接種者が次のウイルスの標的となり続ける

ワクチン接種者の間で

ウイルス感染は無限に広がり続けていく

 

ワクチン接種者は

他の病気に対する免疫も完全に失っているので

再三にわたって襲い続けてくる多くの病気によって

遠くない時点で死亡していくことになる

 

 

ご苦労さま

ことで

ある

 

時に

バカであることは

高く付く

 

そう思ってしまったりもするが

接種者たちは

「死の地帯を経験」したかったのだろうし

「精神の高揚を感じ」たかったのだろうし

「新しく生まれ変わ」りたかったのだろうし

「生死がつきまとう緊張感の中で」

「充実した生」を送りたかったのだろうから

遠からぬうちに来る衰弱や「死」など

「ことさら悲しむ必要もない」のだろうが

 

Ist dies etwa der Tod?
(もしかして これは死?)

という行のある

リヒャルト・シュトラウスが

『四つの最後の歌』に用いたアイヒェンドルフの詩でも

思い出しておこうか

吉田秀和訳で

 

 

夕映えのなかで


私たち 困苦と喜悦を切りぬけ
手に手をとって やってきた
そのさすらいから 休もう
今こそ 静かな国の上で。

あたり一面、谷は身を傾け
大気はもう暗くなってきた
ただ雲雀が二羽上へ上へとのぼってゆく
夢からさめやらぬまま 靄の中へ。

こちらにおいで。鳥たちには勝手に囀らせておけ
もうじき眠りにつく刻になる。
私たち お互いはぐれないよう
この人気(ひとけ)の全くないところで。

おゝ、広々と静かな安らぎ、
夕映えの中で かくも深く
私たち 何とさすらいに疲れたことか
もしかしたら、これは、死?

 

 

Im abendrot  

Joseph Karl Benedikt Freiherr von Eichendorff

 

Wir sind durch Not und Freude
Gegangen Hand in Hand:
Vom Wandern ruhen wir (beide)
Nun überm stillen Land.

Rings sich die Täler neigen,
Es dunkelt schon die Luft,
Zwei Lerchen nur noch steigen
Nachträumend in den Duft.

Tritt her und laß sie schwirren,
Bald ist es Schlafenszeit,
Daß wir uns nicht verirren
In dieser Einsamkeit.

O weiter, stiller Friede!
So tief im Abendrot,
Wie sind wir wandermüde -
Ist dies etwa der Tod?





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