気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
おなじものを
うつくしい
すばらしい
と
ついに
言ってくれなかった
ひとたち
ことさら
批判はしなかったが
手を
しっかり握りしめたりはせずに
そのまま
放ってきた
無為の
昼
この
しらじらとした
なにもない
浜に
だから
ひとり
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