気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
その遠さ。
りりりりりりりりりりりりり
と
涼しさの鋭い(でも冷たくない)見えない柱が
やわらかく近くまで来て
遠いのに近くまで。
そうして
色がないあざやかさ。
「る」が
今度は加わってくるでしょう、るりるりるり、と。
るりるりるりるりるりるりるり
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