イギリスの奴隷貿易商人は
アフリカの西海岸で
奴隷ひとりあたりを
だいたい2~3ポンドで仕入れた
これをアメリカ大陸に持っていって
25~30ポンドで売る
そりゃあ儲かるわけである
いわゆる三角貿易を組織し
奴隷をアメリカ大陸に運んだ船で
砂糖やコーヒーや煙草を仕入れ
これをヨーロッパに運ぶ
ヨーロッパからは武器を仕入れて
アフリカ大陸に運ぶ
これで莫大な利益を上げて
産業革命を起こせるだけの富を蓄え
イギリスは世界支配に入っていく
こんなことは
世界史のお勉強の常識で
もちろん
誰でも知っている
彼らの巧妙な点は
時間の限られた歴史の授業で
あまり触れられないで
済まされがちなところにある
イギリス流の武器の売り方には
なるほど
うまくやっておるわい
と思わされる
アフリカ西海岸の
奴隷狩りをする土着部族に売って
彼らに奴隷狩りをさせ
彼らから奴隷を買い取るのだ
あいだに戦争屋や破壊屋や
河野太郎が自供したごとくの
運び屋稼業を介在させれば
直接手を汚さない商売ができる上
各段階でマージンが取れる
外注や下請けを使うことに徹しているから
問題が大きくなれば
このシステムを丸ごと切り捨てればいい
なるほど
うまくやっておるわい
と思わされる
いまだにこのやり方で
うまく
うまく
やっておるわい
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