気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
季節の移りゆきにも
飽きるでしょ?
無理して
四季の味わいなどと
思おうとなど
しなくても
いいんだよ
もっとも
数十回の期間限定の
唯一無二の
体験だと
心底思えるのなら
四季の味わいの
いちいちに
こまかく
繊細に
角膜や網膜や鼓膜を
振わし続けるのも
いい
期間限定の
きみ
だから
きみの
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