2023年6月28日水曜日

ヨアナ・マルヴィッツやカーチュン・ウォンや

 

 

クラシックを聴くのが好きで

しかも

よく知らないでいた演奏家のものを見つけるのも好きなので

かなりの量を聴き続けているが

若くて

楽しくて

元気な指揮者としては

ヨアナ・マルヴィッツ(Joana Mallwitz)が

やはり

いちばんわくわくさせられた

35歳でベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団の首席指揮者となったので

これからも大活躍するだろう

彼女のシューベルト『交響曲第8(ザ・グレート)の奇跡的な演奏は

指揮する楽しさいっぱいの

みずみずしい演奏で

この曲そのものを再発見させられた

なんと彼女

ハイヒールで指揮しているのだ

https://youtu.be/KcWIdZz4C44

 

楽しさいっぱいと言えば

シンガポールのカーチュン・ウォン(Kahchun Wong)が凄い

この人の指揮は

見ていて本当に楽しい

チャイコフスキーの第5番フィナーレなど

こんなに凄い曲だったか

と再発見させられた

作品の勘どころを把握し尽くし

チャイコフスキーの演奏はこうあるべきだと

威風堂々たる

誰にも似ていない独自の演奏

ミュージカル・アメリカ誌では

「音楽性の深さと誠実さ」と評されたそうだが

オーケストラと会場を音楽そのものとする音楽霊降臨的迫力

とわたしはつけ加えたい

https://youtu.be/IqhQSozZbw8

 

大指揮者クルト・マズアの愛弟子で

1986年シンガポール生まれというから

37歳ぐらいか

ベルリンのハンス・アイスラー音楽大学で学び

2016年グスタフ・マーラー国際指揮者コンクール優勝

デトロイト交響楽団

シアトル交響楽団

東京都交響楽団

ニュルンベルク交響楽団での客演を経て

ウィーン楽友協会デビュー

今年2023年9月からは

日本フィルハーモニー交響楽団の首席指揮者に就任するというし

ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団の首席客演指揮者にも就任する

いちばん最近の情報では

20249月からイギリスのマンチェスターのハレ管弦楽団の

首席指揮者およびアーティスティック・アドバイザーに就任するそうで
昇竜のごとき勢い

 

それにしても

若いなあ

 

若い人たちに

飛び抜けた才能が多いなあ

 

政治や経済面では人類の劣化や悪が酷くなっているが

他の分野では

人類の顕著な進化が進んでいる気がする

 

絶望主義者諸君!

いろいろな分野に目を向けないとね!





0 件のコメント:

コメントを投稿