気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
キク科の野草は
どこでも見られて
目に馴染んではいても
ノゲシだろうか
ブタナだろうか
まさか
カントウタンポポ?
などと
ちゃんと
見極めようとすると
素人は迷うことも多い
それでも
ニガナだけはわかりやすく
花の付きかたも
どこか可憐で
ちょっと惹かれたりする
漢字では
苦菜と書くそうで
茎から出る乳液が苦いから
なのだそうだが
よくもまあ
味を試してみた人が
いたものだ
ほんとに
苦いのだろうか
まだ
ニガナの液を
舐めてみたことは
ない
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