仕事で表参道に行く時は
メトロの地下駅から
階段やエスカレーターで
地上に出る
B3で出る時は
エスカレーターがあるので
けっこう
楽
でも
B3が混んでいる時には
(混んでいるのが嫌いなので)
B1にまわる
B1にはエスカレーターがない
最初から最後まで
階段だけ
疲れている時など
これを上るのは
最後のあたりでつらくなる
上れない
もうダメだ
と思ったことはないが
これを上れなくなってしまう時も
いつか来るのか?
とは思う
足腰が弱まったら
まず
上り切るのは
無理
足腰を痛めても
無理
心臓に問題があったら
無理
ほんとうに年老いたら
やはり
無理だろう
いつまで上れるだろう?
などと思うと
「箱根の山は天下の険・・・」とか
西行のあの和歌
「年たけて又こゆべしと思ひきや命なりけり小夜の中山」とか
思い出したりする
そうして
箱根や
小夜の中山とかを
頭のなかで
ちょっとぐるぐるさせながら
スパイラルホールの前に
出る
京都だったら
知恩院の
三門をくぐったところに現われる
男坂
あれを上っていくたび
いつまで
これを上っていけるだろう?
と思う
これを上れなくなってしまう時も
いつか来るのか?
と思う
スパイラルホールの前に
出ながら
知恩院の男坂を
いつも
思っている
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