気ままな詩選を自分の愉しみのために。制作年代も意図も問わず、まちまちに。
満月の
一日あとの夜のほうが
いい月でした
いいお酒も
飲むことができました
満月
といえば
こころのなかに
きつねや
たぬきや
うさぎなんかが
いつもいた頃
夜になるだけで
うれしくて
なかなか
寝付かれなかった
いない
満月のこころのなかで
わたしは
そよ風
ゆらゆら
カーテンを揺らします
まだ
仕舞っていない
風鈴の短冊なんかも
揺らします
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